令和1年 6月1日(土) 13時~17時
第12回あしや市民活動フェスタ
芦屋市立あしや市民活動センター リードあしや
あなたは"まちの何がかり"?
〜まちとの関わり方を"肩書き"から考える1DAYワークショップ〜
生き物係、保険係、新聞係などの定番のものから、お祝い係、ギネス係、ランキング係まで、部活動と同じくらい、学校ではおなじみの係活動。それはクラス全体に貢献するための役割分担であり、それぞれの意外な才能を発揮するきっかけにもなっています。そんな係活動を、まちづくりに当てはめてみたらどうなるだろう?今年は、ワークショップをアップデート!!2つ以上の「かかり」をマッチングしてまちで活動する「グループ」をつくります。
・平成30年度 第11回市民活動フェスタ
・平成29年度 第10回市民活動フェスタ
概要
13:00~ 開会
13:05~ クロストーク 兼松 佳宏氏(京都精華大学)
三宅 正弘氏(武庫川女子大学) 美内 明子氏(ウェルネスサポート)
13:50~ 基調講演、WS 兼松 佳宏氏(京都精華大学)
16:00~ マッチング WS
17:00 閉会
参加費:無料
託児有:無料
ゲストスピーカー
基調講演
兼松佳宏氏
京都精華大学特任講師
社会の課題をクリエイティブに解決することを目指す「ソーシャルデザイン」の専門家
昨年度に引き続き、ソーシャルデザインの専門家 兼松佳宏氏(京都精華大学特任講師)をお招きして、ワークショップ「BEの肩書き」を開催しました。
今年のフェスタは、昨年度のフェスタに参加された三宅正弘氏(武庫川女子大学准教授)と美内明子氏(ウェルネスサポート)によって、「BEの肩書き」が自分の市民活動にどんな影響を与えたかという、事例を交えたクロストークからはじまりました。
三宅氏からは「まちのおもてなし係」として年間100人以上の外国人を自宅に招待することで、いろいろな気づきを得たこと、美内氏からは職業としての薬剤師ではなく「まちの健康先生」として活動することが自身の幸せにつながっているとのこと。
このように具体的にお話いただくことで、「BEの肩書き」は、自身の内面にあった、やりたかったことを整理し、市民活動を拡大、促進していく大きなヒントになりうるということを、参加者に明確に伝えていただきました。
次に兼松佳宏氏より、ワークショップをはじめるにあたり、アリストテレスの「2つの幸福感」を引用し、仕事や義務とは違う収益事業になりにくい市民活動をなぜ人ははじめるのか、またはじめるべき活動内容はどのようにして決めればよいのかという「兼松理論」を紹介していただきました。
そして、本番のワークショップです。3人1組で、ワークシートを使いながら、自分自身の内面を他の2人と共有し、客観的に理解してもらった上で、「BEの肩書き」を互いにプレゼントしあいました。
今年度は、まちでの活動を具体化するために、肩書きを「道具」に限定しました。そのことで「センス良い暮らしを創る“カーテンのような人”」、「美しいモノを作り上げる“彫刻刀のような人”」など、面白い肩書きがたくさん誕生し、笑い声が絶えないワークショップとなりました。
そして、本番のワークショップです。3人1組で、ワークシートを使いながら、自分自身の内面を他の2人と共有し、客観的に理解してもらった上で、「BEの肩書き」を互いにプレゼントしあいました。
今年度は、まちでの活動を具体化するために、肩書きを「道具」に限定しました。そのことで「センス良い暮らしを創る“カーテンのような人”」、「美しいモノを作り上げる“彫刻刀のような人”」など、面白い肩書きがたくさん誕生し、笑い声が絶えないワークショップとなりました。
終盤では、お互いの肩書きを見せ合いながら、より自分の活動に近いと感じた人たちでグループをつくり、「リードあしやオープンスペースでできること」をテーマに話し合う時間も持ちました。高齢者と高校生など若い人たちをつなげる健康啓発の場、国際交流の拠点、多世代の交流の場として活用するなど様々なアイデアが出されました。今後は、これを実現するためにチームビルディングを行う予定です。
フェスタ当日は、中学生からシニアまでさまざまな世代が交じり合って、ダイバシティな時間となりました。毎年、参加される皆さんは、シビックプライドが高く、近い将来、芦屋市の市民活動の中心的な存在になりうる人たちばかりです。今回のワークショップだけに終わらず、今後芦屋市の地域課題を解決していく活動にまで発展するのではないか...と期待が持てる1日となりました。
ご不明な点。ご質問は下記までお問い合わせください。
芦屋市立あしや市民活動センター
電話 0797-26-6452 FAX 0797-26-6453
メール:aia@ashiyanpo.jp